当記事では、沖縄県南城市にある玉城城跡(たまぐすぐじょうあと)をご紹介しています。
遠くから見るとぽっかり空いた大きな穴が特徴的な城跡です。
この記事では、玉城城跡の歴史や城門までの道のり/駐車場などをまとめています。
玉城城跡とは?
玉城城跡は南城市の玉城にある国の史跡(歴史上価値が高いもの)です。
実際の築城年数や城主などは不明であり、琉球の創世神である「アマミキヨ」が築いたという伝説が残るお城です。
紀元前0世紀(2000年前)頃には拝所として、使用されていたそうです。
別名「アマツヅ城」とも呼ばれるこのお城、もともとは一の郭、二の郭、三の郭からなるものでしたが、二の郭、三の郭の城壁は戦後に米軍基地建設の骨材料として持ち去られたため、現在は一の郭のみが原型をとどめている状況のようです。
この唯一原型をとどめている一の郭が、特徴的な*ぽっかり空いた穴(城門)があるところなのですね!
城門までの道のりはきつい?
高台にある玉城城跡ですが、城門までの道のりはそこまで大変ではないです。
しかし、初めて行ったときには道案内の看板が全くない為、ちょっと戸惑うかもしれません。
そのため、城門までの道のりを簡単に画像つきでご紹介します。
まずは車を駐車スペースに停めて画像の矢印の方向に進みます。(私は矢印と反対の方向に行ってしまい行き止まりでした;)
矢印の方に進むとこんな感じの草道に。
「これ、道あってるの?」という不安を感じながら、先へ進みます。
少し草道を進むと、このような立派な階段が出てきます!10年程前までは、こんな階段はなくロープだけを頼りに城門まで登っていたそうです。
個人的にはこの階段を登っている途中の景色が一番綺麗だと感じました。
玉城城跡は絶景スポット?
玉城城跡は高台に位置しているため、絶景が見られるスポットでもあります。
晴れた日にはパワースポットの久高島や、沖縄の中南部を見渡すことができます!
また「*夏至」の日の前後には、下記画像の穴(城門)から日の出の光が差し込む景色を見ることもできるそうです。
とても幻想的な光景とのことですので、沖縄ファンの一人として一度は見てみたいものです!
*夏至とは・・一年のうちで最も昼の時間が長い日のこと。6月21-22日頃。
謎の看板
駐車スペースにひっそりとある「ウォークラリーゴール」の看板。道順などは一切不明です(笑)
スタートの看板は一体どこに・・・?もっと探してみればよかったですね。
玉城城跡は東御廻りの拝所でもある
玉城城跡は琉球開闢の七岳のひとつ「天つぎあまつぎ御嶽」があり、東御廻り[あがりうまーい]という聖地巡礼を行う拝所の一つで、かつては琉球国王も参拝したと言われています。
玉城城跡施設情報
こちらは「玉城城跡」の施設情報まとめです。
駐車場はどこ?
私が行った時、駐車場は看板などがなくわかりにくかったので、駐車可能スペースの場所を書いておきます。
玉城城跡の駐車スペースは「玉城城跡説明版(画像1枚目)」が、設置されているところの奥にある広い空き地(画像2枚目)です。
ネットで見つけた情報には、駐車可能台数10台と書いてありましたが、もっと停めることが出来そうに見えました。
玉城城跡 周辺地図
こちらは「玉城城跡」の周辺地図です。
玉城城跡 巡りまとめ
- 玉城城跡は南城市の玉城にある国の史跡。
- 別名は「アマツヅ城」。現在、原型をとどめているのは「一の郭のみ」。
- みどころは自然の琉球石灰岩をくり抜いて造られてた、アーチ状の城門。
コメント