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斎場御嶽(せいふぁーうたき)の営業時間や料金は?沖縄の聖域を正しく理解し、パワーをもらおう!

斎場御嶽 南城市
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現在の沖縄県南城市にある史跡。

15世紀-16世紀の琉球王国・尚真王時代の御嶽(うたき)であるとされ、琉球王国の創世神『アマミキヨ』が作ったといわれる琉球王国最高の聖地。

世界文化遺産でもある斎場御嶽(せいふぁーうたき)の「歴史」や「楽しみ方」、「営業時間」や「料金」等をご紹介しています。

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斎場御嶽(せいふぁーうたき)とは?

『斎場御嶽』大庫理(ウフグーイ)

『斎場御嶽』大庫理(ウフグーイ)

私が「斎場御嶽(せいふぁーうたき)」と初めて聞いたときは、どんなものか全く想像もつきませんでした。そもそも何語?みたいに「?」がいっぱい。

なにやら、沖縄の神聖な場所で現在は観光名所のようになっていると聞いて、当時沖縄に来たばかりで興味のなかった私は「へー」ぐらいしか感想がでなかったのを覚えています。

御嶽(うたき)とは?

そもそも、御嶽(うたき)とはなんなのでしょうか?

御嶽とは、南西諸島に広く分布している「聖地」の総称です。

そして、斎場(せいふぁ)が「最高位」という意味で「斎場御嶽」は「最高の御嶽」という意味になります。

御嶽の中には、六つの”神域”があり、その中でも大庫理・寄満・三庫理(アイキャッチ画像の場所)は、いずれも首里城内にある建物や部屋と同じ名前をもっています。

当時の首里城と斎場御嶽との深い関わりを示すものですね。

琉球王国時代、国家的な祭事には聖なる白砂を”神の島”といわれる「久高島」からわざわざ運び入れて、それを御嶽全体に敷きつめました。

斎場御嶽は琉球開闢(かいびゃく)伝説にもあらわれる、琉球王国最高の聖地です。

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創世神『アマミキヨ』って誰?

創世神『アマミキヨ』とはどのような人物(神)なのでしょうか?

『アマミキヨ』は琉球民族の祖霊神と言われていて、天上より琉球の地に降り、沖縄本島をつくったとされる人物(神)のようです。

現在では、アマミキヨによってつくられた聖地のうち7つが「琉球開びゃく七御嶽」として語り継がれ、琉球の信仰において最も神聖な御嶽として位置づけられています。

今回ご紹介している、斎場御嶽(せいふぁーうたき)は、その「琉球開びゃく七御嶽」の内の1つです。

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斎場御嶽のパワーをもらう巡り方

ここでは、斎場御嶽のパワーをもらう巡り方をご紹介しています。

最高のパワースポットを満喫するためには、斎場御嶽は現在でも多くの人々が祈りに訪れる大切な場所であるということを理解し、心静かに慎んだ行動することから始まります。

その為にもスケジュールには余裕をもってゆっくり巡ることで、聖域のパワーをより感じることができると思います。

ポイントごとに祭祀や歴史について解説された案内板が用意されていますので、それをよく読みながら巡るとより理解が深まるでしょう。

また、ガイドツアーもあり時間ごとに出発する定時ツアーは「1人300円~」参加することが可能です。

ここからは、一般的なルートでまわった際にでてくるポイントを順にご紹介していきます。

御門口(ウジョウグチ)

最初に出てくるポイントは、御門口(ウジョウグチ)です。

ここは、御嶽内へ入る参道の入り口です。ここで手を併せてお辞儀をすると良いでしょう。

右側には、六つの香炉が置かれていますが、これは場内にある拝所の数と同じになっています。

当時一般人は、ここから先へは入ることができなかったそうです。

最初の拝所 大庫理(ウフグーイ)

御門口から登り進めると、左手にあるのが最初の拝所「大庫理(ウフグーイ)」です。

大広間や一番座という意味を持ち、前には磚(せん)と言われる中国から伝わった煉瓦(れんが)で長方形の厚い平板が敷かれた祈りの場(ウナー)があります。

2つ目の拝所 寄満(ユインチ)

2ヶ所目の拝所が「寄満(ユインチ)」。

台所という意味です。当時は修業を積んだ人しか上がることが許されていませんでした。

3つ目の拝所 シキヨダユルとアマダユルの壺

3ヶ所目の拝所は「シキヨダユルとアマダユルの壺」です。

2本の鍾乳洞から落ちる「聖なる水滴」を受け止めるための壺があります。賽銭は厳禁。

4つ目の拝所 三庫理(サングーイ)

斎場御嶽で一番有名であろう場所。三角形の空間がある「三庫理(サングーイ)」。

ここからは、神の島「久高島」が見れることでも有名ですね。

5つ目の拝所 ウローカー

5番目の神域「ウローカー」。

現在は立入禁止となっています。

斎場御嶽の豆知識「国王も女装する程、神聖な場所!」

斎場御嶽では琉球国をまとめる国王を筆頭に国家的な祭事が行われていましたが、その当時は男子禁制とされていたので国王も女性衣装をまとっていたと言われています。

斎場御嶽の開館時間、料金、休館日など

斎場御嶽の開館時間

  • 3月〜10月 9:00~18:00(最終入館17:30)
  • 11月〜2月 9:00~17:30(最終入館17:00)

入場チケットは 「南城市地域物産館」で販売しています。

※斎場御嶽の場内にはトイレがありません。

「南城市地域物産館」か入場口手前のトイレで済ませておきましょう。

※コインロッカーは「南城市地域物産館」にあります。

斎場御嶽のチケット販売時間

  • 3月〜10月 17:15まで
  • 11月〜2月 16:45まで

斎場御嶽の入館料

  • 大人(高校生以上) 300円
  • 小人(小・中学生) 150円
  • 団体 200円(※団体20名以上)

※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方は、券売所窓口にて手帳を提示していただくと無料となります。

※20名以上の団体については、まとめて券売所窓口にてお買い求めください。

※券売所にて入館券をご購入の際、身分証(免許証・学生証等)のご提示をお願いする場合がございます。

斎場御嶽へのアクセス

『斎場御嶽』砲弾池

『斎場御嶽』砲弾池

自動車で那覇空港から斎場御嶽

那覇空港→那覇空港自動車道南風原北ICから約25分。駐車場は下記参照。

公共交通機関で那覇空港から斎場御嶽

那覇空港モノレール→旭橋駅で下車→那覇バスターミナル→東陽バス(38番 志喜屋線)の斎場御嶽入口バス停で下車→徒歩運賃830円。

駐車場(南城市地域物産館)の周辺地図

こちらは、斎場御嶽の駐車場(南城市地域物産館)の周辺地図です。

斎場御嶽の駐車場

  • 駐車場は南城市地域物産館・がんじゅう駅・南城、知念岬公園にあります。(約150台収容)
    ※斎場御嶽入口までは、徒歩7〜10分(約400m)

斎場御嶽巡りまとめ

  • 斎場御嶽は観光地化されていますが、聖地であることを忘れずに。マナーを守った行動でパワースポットを満喫!
  • 歴史/ポイントを知ってから訪れることでより神聖な雰囲気を感じよう!
  • 写真撮影の際はマナーを忘れずに。

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