この記事では2021年2月26日に完成した、我らが「琉球ゴールデンキングス」のホームコートとなる『沖縄アリーナ』について書いています。
「駐車場やアリーナの詳細な場所」「収容人数などの施設の規模を沖縄市体育館と比較」「施設の特徴」などを画像付きでわかりやすくまとめてみました!
『沖縄アリーナ』とは
『沖縄アリーナ』は2021年2月26日に完成した「琉球ゴールデンキングス」のホームコートとなる施設です。
これまで琉球ゴールデンキングスは沖縄市にある「沖縄市体育館」をホームコートとして使用してきましたが、ここ最近Bリーグの人気が急激に上昇したことにより、収容人数が2,091人の沖縄市体育館はいつも満席でチケットの入手が困難になってきています。
今回新たに誕生した『沖縄アリーナ』は「沖縄市体育館」の”約5倍”となる*10,000人を収容できる巨大施設です。(*バスケットボールの会場としては8,000人収容)
体育館は「競技をする側の人間」のことを考えて作られた施設でしたが、アリーナは「競技を観る側の人間」の視点に立って作る施設を目指すとのことで、完全に興行目的の施設(鑑賞、観戦を主な目的とした観客を集めることを目的とした施設)となります。
『沖縄アリーナ』を建設することで「沖縄市体育館」を”興行試合などを行わない、元の体育館としての役割”に戻し、興行は全て新アリーナで行うという狙いがあるようです。
『沖縄アリーナ』が完成したことで【キングスのチケットが入手しやすくなる】だけではなく、観客のことを一番に考えて作られた”どこからみても試合が見やすい”会場でキングスの試合を観ることができるようになりました!
ちなみに『沖縄アリーナ』では2022年に行われる沖縄初開催となる「Bリーグオールスターゲーム」、2023年開催の「FIBAバスケットボールワールドカップ」の予選会場となることが決定しています。
またキングスの試合以外にも、その他スポーツイベントやアーティストのコンサート、地域の祭、避難施設など様々な利用が想定されています。
『沖縄アリーナ』の場所はどこ?
『沖縄アリーナ』は沖縄市体育館と同じく「コザ運動公園敷地内」に建設されました。
上画像のような位置関係です。画像の紫色で示した場所に駐車場が新設される予定となっています。
駐車場について詳しくは「『沖縄アリーナ』は駐車場が少ない?」の項目をご確認ください。
『沖縄市体育館』と『沖縄アリーナ』の規模を比較
ここでは琉球ゴールデンキングスのこれまでのホーム『沖縄市体育館』と『沖縄アリーナ』の規模を比較しています。
「沖縄市体育館」 | 「沖縄アリーナ」 | |
---|---|---|
観客席の数 | 2,091席 | 約10,444席 |
駐車可能台数 | 713台 | *1,665台(予定) |
敷地面積 | 約5,208m² | 27,711m² |
階数 | 2階建て | 6階建て |
上表の通り「観客席の数」と「敷地面積」が【約5倍】となっています。
『沖縄アリーナ』は駐車場が少ない?
規模比較の表を見てみると「沖縄市体育館」の駐車場可能台数713台に対し『沖縄アリーナ』の駐車可能台数は、既存の駐車場と合わせても2倍と少々の1,665台となります。
観客席の数が「沖縄市体育館」の約5倍となっているのに、この駐車台数で大丈夫なのでしょうか?
「沖縄市体育館」の場合、駐車場が満車の時などは「イオンモール沖縄ライカムの駐車場」を臨時駐車場としていますが、『沖縄アリーナ』でも駐車場不足は既に懸念されていて、近隣の施設である「コリンザ(300台)」や「こどもの国(500台)」「コザ・ミュージックタウン(232台)」などの駐車場を臨時駐車場とする可能性が高いようです。
沖縄アリーナ周辺の駐車場を予約する方法
試合開始時間のギリギリまで予定があってシャトルバスでは間に合わないという方は、安い駐車場を検索して事前に予約できる「特P」などの駐車場予約・検索サービスを利用するのがオススメです♪
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駐車可能台数は多くありませんが、沖縄で「特P」を使っている人はまだ少ないので早めに予約しておけば利用できそうです♪
サービスの利用開始時のみ無料会員登録が必要ですが、月額費用や年会費も無料ですのでよろしければチェックしてみてくださいね!
『沖縄アリーナ』へのアクセス方法
- 高速バス「沖縄南」下車→徒歩約7分
- 那覇バスターミナルより
・「沖縄市運動公園前」下車→徒歩約5分
・「第五ゲート」下車→徒歩約5分
- ホームゲーム開始の2時間前から試合終了1時間後までは、シャトルバスが7分~12分間隔で運行します。
※2021年4月21日運行開始。
※運行ルートは下画像をご確認ください。
『沖縄アリーナ』施設の特徴は?
ここまで『沖縄アリーナ』の規模や場所、駐車可能台数などを紹介してきましたが、ここでは新アリーナの特徴やコンセプトを紹介しています。
沖縄アリーナのコンセプトは「沖縄の中心から世界に羽ばたく、熱気と興奮をみんなで創りあげるアリーナ」。【多世代・国際交流を行える環境】を目指して建設されました。
施設の特徴としては下記のようなものがあります。
これまでに沖縄にはなかった”アリーナ”という施設ですが、バスケットボールの国アメリカでは「スマートアリーナ」と呼ばれるスマホなどの機器と連動し、観戦中の席まで飲食物を運んできてくれる等のサービスがあるアリーナもあるそうです。
嘉手納基地がすぐ近くあって、アメリカ文化が根付いている沖縄市に先進的なアリーナができるのは必然だったのかもしれませんね。
また「ユニバーサルデザイン」を積極的に取り入れている会場のようで「すべての人が快適に利用できる施設」を目指しているアリーナです。
avex(エイベックス)とも業務提携し「観せる」アリーナ運営の実現を目指す
2019年7月10日に「琉球ゴールデンキングス」と「エイベックス」が業務提携することが発表されました。
これにより『沖縄アリーナ』完成後は、エイベックス所属アーティストのライブイベント等が、アリーナで行われることは間違いなさそうです。
ハーフタイムショーなどにも、アーティストが登場するかもしれません!ますますキングスの試合が盛り上がりますね!
『沖縄アリーナ』の座席はどんな感じ?
ここでは6階建ての『沖縄アリーナ』の座席を紹介しています。
すり鉢状に設計されているのでどの座席からもコートが見やすく、天井部分には510インチの大型ビジョンが設置されました。
1階フロア
1階部分には「メインアリーナ(コート)」やウォームアップなどに使用される「サブアリーナ」「トレーニングルーム」などが設置されます。
選手のロッカールームやシャワーとトイレを完備した特別控室もこのフロアに作られました。
2階フロア
2階部分にはメインエントランスと会場をゆったりと回遊できるメインコンコースが設置されました。
3階フロア
3階部分には「飲食ブースなどのテナント」や「車椅子の方用の席」「個室のボックスシート(スイート)」などが設置されました。
ボックスシートはソファー席などでゆったり試合を観戦することができるようで、かなり快適そうでした。
4階、5階フロア
4,5階部分は基本的にすべて観客席となるようです。最上階部分には「スカイボックス席」を配置する予定とのことでした。
地下1階フロア
地下1階部分は機材搬入のトラックなどの為のフロアとなりそうです。
『沖縄アリーナ』まとめ
- 『沖縄アリーナ』は2021年2月26日に沖縄市に完成した「琉球ゴールデンキングス」のホームコートとなる施設。
- 『沖縄アリーナ』の場所は沖縄市体育館と同じく「コザ運動公園敷地内」。
- 「沖縄市体育館」の”約5倍”となる10,000人を収容できる巨大施設。
- スポーツイベントやアーティストのコンサート、地域の祭、避難施設など様々な利用が想定されている。
- 「Bリーグオールスターゲーム(2022年開催)」、「FIBAバスケットボールワールドカップ(2023年開催)」の予選会場となることが決定している。
- 沖縄アリーナに一般客用の駐車場は用意されていない。
※車で行く場合は「イオンモール沖縄ライカムの駐車場」を臨時駐車場として利用し「シャトルバス」を利用するか「安い駐車場を検索して事前に予約!特P(とくぴー)」のような駐車場予約・検索サービスを利用するとスムーズです。
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