当記事では、沖縄県内にあるスーパーマーケット。サンエー、かねひで、りうぼう、UNION、丸大のそれぞれの特徴をご紹介しています。お肉、お魚が安いのはどこ?店舗数は?惣菜がおいしいのは?支払い方法が便利なのは?などなど調査してみましたのでご覧下さい。*2019/11/22最終更新
沖縄県のローカルスーパーとは?
沖縄県にあるローカルスーパーはどのようなものがあるのでしょうか?
内地にある有名なスーパーで沖縄県にあるのはイオン系列のイオンモール、マックスバリュのみです。(サンエーの一角に高級スーパーで有名な成城石井コーナーがある店舗はあります。)
その他のスーパーはローカルスーパーで、イトーヨーカドーや西友、ダイエー、ライフなどの大手スーパーは沖縄県内にありません。
沖縄県内にあるローカルスーパーはサンエー、かねひで、りうぼう、UNION、丸大です。
ここからは各スーパーの特徴を一件ずつご紹介していきます。
サンエー
サンエーは沖縄県内で規模/店舗数(66店舗)ともに一番のスーパーマーケットです。
いわゆる通常のスーパーだけでなく、ショッピングモールのような大型スーパーとしても出店しているサンエー。
沖縄県で一番親しみのあるスーパーで「お客様の冷蔵庫がわり」をモットーにしており、日常生活で必要なものはほとんどサンエーで揃います。
サンエーの店名の由来
「サンエー」という店名はどこからきているのでしょうか?
記事を書いていて気になったので、調べてみるとサンエーは2つの言葉から生まれた店名であることがわかりました。
まずサンエーの「サン」は日光などの意味のある英語のSunshine(サンシャイン)からきており、照らすという意味から、お客様や従業員をいつでも温かく見守りたいという意味とのこと。
「エー」はアルファベットの「A」をそのままカタカナ表記にしたもので、アルファベットの始まりで会社の始まりを表し、その語尾を伸ばすことによって社業が永続的に伸びるようにという思いが込められているとのことでした。
短い店名ですが、なかなか深い意味が込められているのですね!
商品価格
日用品(洗剤、トイレットペーパーなど)の価格は他のスーパーと比べても大差ないですが、生鮮食品は少しお高めな印象。
ただその分、品質は高いと思いますし、美味しい肉や魚を手に入れたい時はサンエーがオススメです!
お惣菜コーナー
サンエーのお惣菜は種類が豊富。
うちなーんちゅの方に聞いても惣菜はサンエーが一番人気のようで、ゴーヤ唐揚げ弁当、かぼちゃコロッケ、サーターアンダギーは特に人気です。
大型店では、具沢山のコスパ抜群のピザの販売があったり、天ぷらなどの揚げ物も色々な種類があり楽しいです!味もなかなか良いものが多い印象です。
主な提携店舗
- 家電量販店 エディオン
- 和風レストラン 和風亭
- 中華料理 大阪王将
- ファミリーレストラン ジョイフル
- コンビニエンスストア ローソン 等
支払い方法
- 現金
- クレジットカード
- Edy
- サンエー商品券
ポイントカード
- サンエーカード
200円のお買い物につき1ポイント独自のポイントが貯まり、1000ポイント貯まると、サンエー商品券1000円と交換できます。
更にサンエーEDYでお支払をすれば200円で2ポイント貯まるのでお得にお買い物ができますね!
クレジット払いとサンエーカードの併用が出来ないのが少し残念です。
かねひで
かねひでは金秀商事が運営しているスーパーマーケットで店舗数は沖縄県内で第2位の60店舗。
商品の取り扱いはサンエーと同じく、かなり豊富ですが、「あれ?これはおいてないの?」という商品が時々あります。
調味料や粉物の有名ブランド商品がおいていないことがありました。
商品価格
商品価格は日用品はサンエーやその他スーパーと変わらずといったところですが、肉や魚は結構お安い印象です。特にお肉が安くて、おいしいです。
CGCというブランドの商品が販売されていますが、これは全国4000店舗が加入しているCGCグループの加入店舗だけがおいている商品でとても安くて品質も良いものが多くおすすめです。
このCGCブランドを置くために有名ブランド商品の取扱が少し少ないのかもしれませんね。
CGCグループとは?
CGC・・・Co-operative(共同で)Grocer(食料品を扱う) Chain(チェーン)の略称で、各地の中堅・中小スーパーマーケットが力を合わせて大手と互角に立ち向かうことを基本姿勢とし、全国各地に約220社4,000店と日本最大規模といわれる協業組織に成長したスーパーマーケット団体のこと。
お惣菜コーナー
かねひでのお惣菜は品数は多めですが、お弁当などは味がはっきりしない印象。「薄味が好きな方は好きかなー」といった感じの味付けのものが多いです。
惣菜コーナーの主役の揚げ物は価格が高いものが多いですが、平均的な美味しさです。イカ天がおいしい。
そんな中でお得感があるのはドラムのフライドチキン。110円ぐらいですが、とても大きくて味付けもよく満足感があります。
また三枚肉等の煮付け系は少し高く感じますが美味しいと思います。
支払い方法
- 現金
- クレジットカード
- EDY
- Id
ポイントカード
- Tポイントカード
りうぼう
リウボウグループの運営しているりうぼう。会社名は「リウボウ」とカタカナですが、店舗名は「りうぼう」と平仮名表記。
これは百貨店のリウボウ(パレットくもじ)と区別するために表記を別にしているそうです。他にも「RYUBO」とアルファベットで表記している店舗もあります。
リウボウの名前の由来は前身の「琉球貿易商事株式会社」から。
店舗数は沖縄県内に11店舗。ちなみにリウボウグループは無印良品も2店舗運営(天久店、西原シティ店)しています。
商品価格
りうぼうは安心、安全、新鮮と良質な商品をお客様に届けることをコンセプトとしており、他のスーパーよりも値段は高いが品質の高いものが多いです。
生鮮食品に特に力を入れており、ブランド牛や新鮮な魚、高級フルーツなども品揃えが豊富です。スーパーよりもデパートよりといった感じです。
ただ高級な商品だけではなく、通常の料金の商品ももちろん販売しています。
ちなみにりうぼうもかねひでと同じくCGCグループに加入しているので、CGCグループ商品が購入できます。
お惣菜コーナー
品揃え豊富で、安いものから高いものかもたくさんのお惣菜が並んでいます。
特にお稲荷さんは出汁たっぷりで美味しくてオススメ。肉じゃがやエビチリもお値段以上でオススメです!
支払い方法
- 現金
- クレジットカード
- EDY
- リウボウ商品券
ポイントカード
- リウボウカード(クレジットカード付帯)
年会費無料で1000円で1ポイント付与されるポイントを200ポイント貯めると1000円分のリウボウ商品券と交換できます。
毎月第3土日:ポイント2倍。通常1000円=1ポイントのところが1,000円=2ポイント付与。
毎月第4土日:リウボウカードを利用又は提示で、5%割引。 - Tポイントカード
UNION
UNIONは「ここは沖縄♪みんなで大っきな輪♪24時間今も空いてます♪もちろんそれは”UNION”ですから~」というCMソングで有名な24時間営業のスーパーマーケット。
「お店はお客様の為にある」を信条に、沖縄県内に18店舗が営業中。
年中無休24時間営業が一番の強みで滅多なことでは閉まりません。UNIONが閉まる時、沖縄は大変な状況です。
商品価格
安いです!日用品以外の生鮮食品、惣菜など今回紹介しているスーパーの中では一番安いと言えるでしょう。
品質は良くもなく悪くもなく。とにかく安いのでコスパは良いと思います。
お惣菜コーナー
お惣菜もとにかく安くてボリューム勝負といった印象です(笑)
お弁当は値段の割におかずも山盛りで400円ほどでお腹いっぱいになります。おにぎりおかずセットは298円でおにぎり3つとおかず付き。
朝市では100円でじゅーしぃが買えちゃいます。ピザと大学芋が特に人気です!
支払い方法
現金のみ→2019年9月16日に独自の電子マネー付ポイントカード『ユニカード(UNICARD)』を導入しました。
関連記事:「ユニカード(UNICARD) ユニオンの電子マネー付ポイントカードの発行方法や還元率を総まとめ!」
クレジットも電子マネーも未導入。その分コストを抑えて商品が安いんですかね?でも、最近レジは新しくしたみたいですし、謎です。
ポイントカード
なし→2019年9月16日に独自の電子マネー付ポイントカード『ユニカード(UNICARD)』を導入しました。
関連記事:「ユニカード(UNICARD) ユニオンの電子マネー付ポイントカードの発行方法や還元率を総まとめ!」
丸大
最後にご紹介するのが丸大です。丸大はハムで有名な丸大食品とは全く関係がありません。沖縄にしかないローカルスーパーで「ファミリーマート丸大」「ファミリープラザ丸大」という名前の店舗もあります。「ファミリーマート丸大」はコンビニのファミリーマートとは関係ありません。なんだかややこしいですね(笑)
D.Q.Sという3つの誓いを掲げており、
”D=Discount Q=Quality S=Service”
”常に良質で低価格の商品を提供できるように最大限の努力をし、親切な接客サービスを行う”という意味だそうです。
店舗数は10店舗です。
丸大もりうぼうとかねひでと同じくCGCグループに加入しているので、CGCグループ商品が購入できます。
商品価格
サンエーとりうぼうより安く、UNIONはより高いのでかねひでと同じぐらいです。
お惣菜コーナー
先にご紹介したCGCブランドの揚げ物が充実しています。若鶏のもも竜田揚げは100g 138円とお安くで味もGOOD!
お弁当はお値段相応といった感じです。
自分で詰めるバイキング形式のお惣菜コーナーは少し高いですが、楽しくて美味しいです。
支払い方法
- 現金
- クレジットカード
- EDY
ポイントカード
- ふれあいMARUDAIカード
200円につき1ポイント付与。500ポイントにつき500円分の割引券が貰えます。
まとめ
店舗数
- サンエー(66店舗)
- かねひで(60店舗)
- UNION(18店舗)
- りうぼう(11店舗)
- 丸大(10店舗)
店舗数はサンエーが最も多く、次点でかねひで。
商品価格(単純に安い順)
- UNION
- かねひで=丸大
- サンエー
- りうぼう
商品価格はりうぼうが一番高く、UNIONが一番安いといった結果に。
お惣菜の総合評価
- UNION(安くて量も多く味もそこそこ)
- サンエー(おいしいけど少し高い)
- りうぼう=丸大(普通)
- かねひで(薄味で好みが分かれる)
支払いの利便性
- かねひで=りうぼう(Tポイントが使える分、他より便利)
- サンエー=丸大(普通)
- UNION(
現金のみは厳しい)*独自の電子マネー付ポイントカード『ユニカード(UNICARD)』を導入したことで、かなり便利になりそうです。[2019/9/2追記]
スーパーの評価は人によってかなり変わるかと思いますが、私が利用して感じたことと、周りの知り合いに聞いたところでは概ねこのような評価となりました。
「かねひでの惣菜が一番美味しいだろう!」とか「サンエーのほうが安いだろう!」など色々ご意見があるかと思いますので、うちなーんちゅの皆様がお持ちのスーパーマーケット情報のコメントをお待ちしております。
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2017年に開業した「のうれんプラザ」の店舗一覧は下記記事をご覧下さい。
コメント
本土にもあるマックスバリュもかつてカネヒデと同じくらいの値段で商品を置いていました。生鮮食料品は安かったのですが傷だらけだったり腐っているものを平気で置いていました。それが最近改装されて生鮮食料品の品質は良くなったのですが値段が非常に高くなっています。モヤシとか沖縄県産品を排除して大分県産のを85円とか。豚肉などもよく見ればここ数年で1.5倍くらいにはなったでしょうか。一部を除いて高い印象です。よく見て安い商品を選べばいい買い物ができます。
驚安の殿堂ドン・キホーテも各地に出店していますが観光客価格で高いものが多いですが、まれに安い商品もあります。ここも商品を選ぶ必要があります。