当記事では、”琉球王国のグスク及び関連遺産群”としてユネスコの世界遺産に登録されているグスクの中でも、築城年代が最古の勝連城跡(かつれんじょうあと)をご紹介しています。
入場料金不要で巡ることができる、人気の世界遺産の歴史やアクセス方法などをご覧下さい。
勝連城跡とは?
勝連城跡は2000年に”琉球王国のグスク及び関連遺産群”としてユネスコの世界遺産に登録され、登録されたグスク(城)の中では最も築城年代が古いグスクとされています。
毎年多くの観光客が訪れる人気スポットで、地元住民からは「カッチングスク」と呼ばれています。
攻め込まれにくいように自然の山の高低差を利用して造られているのが特徴で、頂上までたどり着くのは現在でもなかなか大変です。
その為、勝連城跡を訪れる際にはサンダルなどは避け、スニーカーなど歩きやすい靴がオススメです。
上りよりも下りが滑りやすく危険ですので、帰りは特に気をつけてくださいね!
勝連城跡の歴史 最後の城主【阿麻和利】
勝連城跡は中城城跡の記事でご紹介した沖縄の歴史上の重要人物【護佐丸(ごさまる)】と並ぶ知名度を誇る【阿麻和利(あまわり)】が居城した城と伝えられています。
護佐丸が沖縄の英雄として広く知られている一方、阿麻和利は護佐丸を滅ぼした”反逆者”として語り継がれていましたが、その後徐々に歴史が解明され阿麻和利も護佐丸同様、人々に信頼されていた人格者であることがわかったそうです。
歴史を少し知ってから訪れると、より世界遺産を楽しめそうですね!
それにしても、説明板の阿麻和利のイラストが超絶イケメン。
実際はどうだったのか気になりますね。
勝連城跡の”みどころ”
勝連城跡の”みどころ”はなんと言っても標高約100mの頂上から望む360度のパノラマ絶景。
※上記画像は頂上の一歩手前の広場です。
周りに高い建物もなく、360度美しい景色を楽しむことが出来るのでおすすめです。
Twitterにはパノラマ写真を掲載したのですが、是非ご自身の目で確かめて頂きたい沖縄屈指の絶景です。
勝連城跡 施設情報
勝連城跡へのアクセス
ここでは勝連城跡へのアクセス方法をご紹介しています。
那覇空港から車で
那覇空港から沖縄自動車道(高速)で沖縄北ICまで。県道36号線をうるま方面へ。 (約60分程)
那覇空港からバスで
- 那覇バスターミナルから与勝線(52番)→【勝連城跡前】で下車(約2時間)
バス停から徒歩1分。運賃1,210円。 - 那覇バスターミナルから屋慶名線(27番)→【西原】で下車(約2時間)
バス停から徒歩5分。運賃1,240円。
近隣には以前紹介したギネス登録の塩”ぬちまーす”工場があります。
こちらも無料で見学でき「10-15分程」で巡れますのでオススメですよ!
工場は宮城島にあるので、人気のドライブスポット海中道路も走れます。
勝連城跡周辺地図
こちらは「勝連城跡」周辺の地図です。
勝連城跡巡りまとめ
- 勝連城跡は無料で気軽に訪れることの出来る世界遺産。
- 頂上からのパノラマは一見の価値有。
- 頂上まで登るにはなかなか体力が必要。歩きやすい靴で訪れよう。
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