今回は2020年の初詣で訪れたい沖縄県内のおすすめ参拝スポットを17箇所ご紹介しています。
元号の変更を始め、様々な事があった2019年も残すところ数日となり、もうすぐお正月ですね。
この記事では「各スポットの有名なご利益」や「駐車場・参拝者数・初日の出が見られるかなどの特徴」を詳しくまとめていますので、毎年どこへ初詣に行こうか迷っている方々の参考になれば幸いです。
沖縄成田山福泉寺 / 中城村
沖縄成田山福泉寺は『交通安全祈願(*車に貼られたステッカーをよく見ますね)』で大変有名なお寺です。1月1日から1月3日までは交通規制が実施されるため、早めの参拝が吉です。
高台にあるため『初日の出』を見るのにも適したお寺となっており、大晦日の夜からたくさんの人が訪れます。太平洋の海原から昇る日の出は一見の価値ありですよ♪
交通安全の他のご利益は「家内安全」「商売繁盛」などがあり、三が日の参拝客数は約18万人となっています。駐車場がとても広く、参拝者数の割には待ち時間は短めという特徴も◎
沖縄成田山福泉寺の情報まとめ
波上宮 / 那覇市(琉球八社)
波上宮(なみのうえぐう)は、那覇空港から車で約10分ほどの場所にある神社です。
琉球王国の「琉球八社の制」において、特別な扱いを受けた”琉球八社の1つ”でその中でも一番社格の高い一宮として、地域の中でもっとも格式高い神社とされています。
主なご利益は『良縁祈願(縁結び)』で、那覇港を見渡せる高台にあることもあって、若者達にも人気が高いスポットとなっています♪
また、波上宮裏の橋からは『初日の出』を見ることも可能で、三が日の参拝客数は約20万人となっています。
良縁祈願(縁結び)の他のご利益は「海上安全」「安産祈願」「厄除け」などがあります。神社を護るのは、狛犬ではなくシーサーという沖縄らしさも◎
波上宮の情報まとめ
沖縄県護国神社 / 那覇市
沖縄県護国神社は、那覇空港から車で約10分ほどの場所「奥武山公園」の真ん中にある神社です。
大きな神社ですが「琉球八社」ではなく、沖縄戦で亡くなった日本全国からの戦没者や一般住民の方が祀られています。
12月31日から1月10日まで長い参道には数百灯の提灯が灯り、あたたかい光で参拝者を迎えています。
ご利益は「家内安全」「交通安全」「商売繁盛」「進学成就」「社運」など幅広く、三が日の参拝客数は今回ご紹介する中で最も多い約26万人となっています。
1月2日の夕方には”琉球風車の奉納エイサー”が行われ、沖縄らしさも感じられます◎
沖縄県護国神社の情報まとめ
沖宮 / 那覇市(琉球八社)
沖宮(おきのぐう)は、先程ご紹介させて頂いた『沖縄県護国神社』のすぐ近くにある神社です。
「奥武山公園」の東部に位置し、「琉球八社」の一つにも数えられる由緒あるスポットとなっています。パワースポットとしても有名で”御朱印”もいただけますよ。
境内へは少々階段を登る必要がありますが、夜間もライトがついているので参拝しやすく、人も少ないのでのんびり参拝したい方に特にオススメのスポットです。
『沖の茶屋』というカフェも隣接しています♪
主なご利益は「商売繁盛」や「金運向上」などが挙げられます。
沖宮の情報まとめ
首里観音堂 / 那覇市(穴場スポット)
首里観音堂は、首里の高台にある寺院で『除夜の鐘』をつけることで有名です。
『除夜の鐘』は大晦日の23時15分頃から撞き始められ、元日の1時頃に終了します。一般の方は23時30分頃から無料で参加できます。
沖縄県で唯一の観音信仰の聖地としても有名で千手観音菩薩が祀られており、主なご利益は「家内安全」「無病息災」などが挙げられます。
三が日の参拝客数は約3万人となっており、比較的空いている穴場初詣スポットと言えます♪
上画像は、首里観音堂で飼われている看板犬の『合掌犬コナン』です。
住職のお経に合わせて合掌(前足を合わせてふりふり)する姿が可愛いとTVで話題になりました。
コナンくんにお祈りしてもらうと「商売繁盛」「健康」「試験合格」など、様々な福が訪れるそうですよ♪
首里観音堂の情報まとめ
出雲大社沖縄分社 / 那覇市(穴場スポット)
出雲大社沖縄分社は、島根県にある出雲大社の正式な分社です。
住宅地にあって少し場所がわかりにくいことから、神社の目の前に駐車場があるにも関わらず、とても空いていてスムーズに参拝ができる 私も毎年訪れるおすすめのスポットです♪
主なご利益は、出雲大社と同じく『良縁祈願(縁結び)』となっています。恋愛だけではなく、仕事のパートナーなどの良縁を求める方にもオススメです!
小さな神社ですが「おみくじ」「お守り」や「御朱印」などもあり、かなりの穴場スポットです。
☆下記は「出雲大社沖縄分社の参拝方法」などを詳しくまとめた記事です。
出雲大社沖縄分社の情報まとめ
識名宮 / 那覇市(琉球八社)
識名宮(しきなぐう)は小さめな神社ですが、こちらも琉球八社の一つに数えられる由緒ある神社となっています。
とても綺麗な外観の神社ですが、出店などは全く出ておらず参拝客の方もとても少ないです。
「御朱印」や「お守り」なども頂けるのですが、宮司さんが普天間宮と兼任で常駐していない為、”琉球八社で最も御朱印が手に入れ辛い神社”とされているそうです。
識名宮は今回ご紹介している初詣スポットの中では一番人が少なく、とにかく静かに参拝したい方におすすめの神社です。
識名宮の情報まとめ
普天満宮 / 宜野湾市(琉球八社)
普天満宮(ふてんまんぐう)は「琉球八社」の一つにも数えられる、沖縄県中部で最も有名な初詣スポットです。
境内奥にある『普天間宮洞穴』という、全長約300mの洞穴内に奥宮が祀られており、10時から17時まで無料で拝観することができます。
この『普天間宮洞穴』は、過去に化石や遺物などが発見されたことから”宜野湾市文化財”にも指定されており、神秘的な雰囲気が楽しめるスポットでもあります。
主なご利益は『良縁祈願(縁結び)』で、カップルや若者に特に人気が高いスポットとなっています!縁結びのお守りも販売されていますよ♪
宜野湾市では唯一の神社であり、三が日の参拝客数は約11万人となっています。
普天満宮の情報まとめ
泡瀬ビジュル / 沖縄市
泡瀬ビジュルは、沖縄市泡瀬にあるビジュル神を祀る神社です。
こちらは『子宝祈願』のご利益が沖縄県内で一番あるということでとても有名な神社となっています。
小さな境内の神社ですが、三が日には県内外から多くの参拝客の方が集まりとても混雑するスポットとなっています。
1月1日から1月3日までは24時間参拝可能ですが、大変な混雑が予想されますので、可能であれば1月1日の午前7時を過ぎてから参拝されることをおすすめします。
ちなみに「おみくじ」や「お守り」も1月1日から1月3日までは24時間購入可能です。毎年屋台も結構出ていますよ!
☆下記は「泡瀬ビジュルの参拝方法」などを詳しくまとめた記事です。
泡瀬ビジュル情報まとめ
金武宮 / 金武町(琉球八社)
金武宮は『金武観音寺』境内内にある、鍾乳洞全体がお宮となっている一風変わった神社です。
一番北にある「琉球八社」でとても由緒ある場所なのですが、お宮がある鍾乳洞は”酒造会社の酒蔵にもなっている”なんとも不思議なスポットです。
主なご利益は『金運向上』となっており、知る人ぞ知る秘境的な初詣スポットとなります。
祠や布袋様の像がある場所は鍾乳洞の中で足場がとても悪いので、高齢者の方やお子様連れの方にはおすすめしません。
金武宮の情報まとめ
桃林寺 / 石垣市
桃林寺(とうりんじ)は、沖縄本島ではなく「石垣島」にあるお寺です。
沖縄特有の赤瓦の屋根が目を引く普段はとても静かなお寺ですが、初詣シーズンには多くの人で賑わいます。
お寺の隣には国の重要文化財である『権現堂』が、山門には沖縄県最古の木造彫刻である『仁王像』があり、こちらは県の有形文化財にも指定されています。
お守りも販売されていて、御朱印も頂くことができますよ♪
桃林寺の情報まとめ
安里八幡宮 / 那覇市(琉球八社)
安里八幡宮(あさとはちまんぐう)は「琉球八社」の一つで那覇市安里にある神社です。
上画像にも写っていますが、高層マンションもあるような都会に建てられています。琉球王国の国民が安心して暮らせるように建てられた神社とのこと。
主なご利益は『勝負運向上』で、参拝後の線香をお守り代わりにする人が多いようです。
御朱印は「波上宮の社務所」で頂くことができ「必勝祈願」や「子孫繁栄」「子宝」などのご利益があるとされています。
安里八幡宮の近くにお住まいの方や、御朱印を集めている方以外はあまり訪れないスポットです。
安里八幡宮の情報まとめ
天久宮 / 那覇市(琉球八社)
天久宮(あめくぐう)は「琉球八社」の一つで那覇市泊にある神社です。
上画像の鳥居の先は神社の駐車場となっており、鳥居の左にある階段を降りていくと神社があります。
主なご利益は『縁結び』と『縁切り』で、パワースポットとしても有名な場所になります。
『縁結び』のご利益が有名な神社ですが”お守りの販売”はなく、代わりに御朱印を頂いて帰る方が多いようです。
ちなみに御朱印は「天久宮」に宮司さんがいる時は現地で頂けますが、不在時は「波上宮」で頂く必要があります。
「天久宮」も近くにお住まいの方や、御朱印を集めている方以外はあまり訪れないスポットです。
天久宮の情報まとめ
末吉宮 / 那覇市(琉球八社)
末吉宮(すえよしぐう)は「琉球八社」の一つで『末吉公園内』にある神社です。
まるで浮かんでいるような変わった作りの神社となっており、賽銭箱の先にある階段は上がることを禁止されています。
主なご利益は『縁』に関するものが有名で『良縁祈願』や『悪縁消除』などとなっています。
ちなみに御朱印は「末吉宮」に宮司さんがいる時は現地で頂けますが、不在時は「波上宮」で頂く必要があります。
「琉球八社」の中ではマイナーな部類に入り、場所がわかりにくいこともあって参拝客の方は少なめです。
末吉宮の情報まとめ
白銀堂神社 / 糸満市
白銀堂神社(ハクギンドウジンジャ)は、パワースポットとしても有名な糸満市にある神社です。
糸満を代表する拝所で「糸満ハーレー」や「糸満大綱引」など、旧暦行事の祭祀が執り行われるスポットですが、初詣に訪れる方も結構いらっしゃいます。
訪れた方々は皆さん『神秘的なものを感じた』と仰る、静かな神社です。
主なご利益は『航海安全』や「豊漁』などとなるようです。
白銀堂神社の情報まとめ
名護神社 / 名護市
名護神社は『名護城公園』内にある神社です。
初詣の時期にはかなり多くの方が参拝に訪れる神社とのことですが、情報は少ないです。
「名護城跡(ナングシク)」に建立された神社で、参道の階段は500段以上にもなるとのことです。(*車で途中までは上がれます)
名護神社の情報まとめ
護佐喜宮 / 名護市
護佐喜宮(ごさきのみや)は、名護市街地にある沖縄県北部有数の初詣スポットです。
初詣スポットとしては有名なのですが、正しい文献などは残っておらず謎の多い神社となっています。
ご利益は「無病息災」「家内繁栄」「家庭安寧」「安産」「商売繁盛」「就職決定」と幅広く、おみくじや御朱印などを頂くこともできます。
たくさん人が訪れるスポットということもあり、初詣期間中はちょっとしたお祭りに負けないぐらいの屋台が出店しています♪
護佐喜宮の情報まとめ
今回ご紹介している初詣スポットを全て表示した地図
こちらは今回ご紹介している初詣スポットを全て表示した地図です。(この記事の目次に戻る)
沖縄の初詣スポット2020まとめ
今回は『沖縄の初詣スポット2020』ということで、2020年の初詣で訪れたい沖縄の神社をまとめてみました。
2019年も本当に色々なことがありましたが、2020年も皆様にとりまして幸多き一年となりますよう心からお祈りいたします。
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