うちかびの値段や燃やし方、枚数に決まりはある?沖縄に伝わるあの世のお金をわかりやすく説明!

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この記事では、沖縄県で先祖供養に使われるあの世のお金『うちかび』について書いています。
「値段」や「燃やし方」、「あの世での価値」、「燃やす枚数に決まりはある?」など、沖縄特有の文化についてまとめてみました。

うちかびとは?


うちかび

うちかびとは、沖縄県でお盆(ウークイ)やお彼岸、清明祭などの先祖供養の際に使用される、グソー(あの世)のお金です。

沖縄県には、ご先祖様があの世でお金に困ることがないように、この「うちかび(打紙)」を燃やして、あの世にお金を送ってあげるという風習があります。

主に、墓参りの際やウークイ(旧盆の最終日)などに使用される物ですが、沖縄県では一年を通して、スーパーやコンビニなどでも購入することができます。

一般的には、上記画像の様に黄土色の紙に古銭(鳩目銭の銭型)が打刻されたデザインのものが使用されていますが、近年では「金箔」を使用したものや「本物の1万円札のようなデザイン(琉球冥界銀行券[下記に画像])」のものまで、色々な種類のうちかびが販売されています。

ここからは、そんなうちかびの「値段はいくらぐらいか」「あの世での価値は?」「燃やし方や枚数の決まり」などを項目ごとにご紹介していきます。(各項目をクリックでジャンプできます)


うちかびの値段はいくらぐらい?

「琉球冥界銀行券」(琉球新報記事)より画像引用

ご先祖様があの世で使うお金の「うちかび」ですが、私達がスーパーやコンビニで購入する時の値段はいくらぐらいなのでしょうか?

調べてみたところ『20枚セットで100円』というのが、うちかびの相場で1枚が5枚綴りとなっているものが多いようです。

ネット通販でも購入できますが、沖縄以外ではあまり製造されていない為か、2-3倍程の価格(20枚セットで200-300円)で販売されていることが多いようです。

ちなみに上記画像は「琉球冥界銀行券」という、1万円札にそっくりなうちかびで、過去に偽札詐欺に使用されたことから、現在はもっとうちかびとわかりやすいデザインに変更されています。


うちかびのあの世での価値は?

私達が生きるこの世での価値は『20枚セットで100円』ということがわかりましたが、あの世での価値はどの程度になるのでしょうか?

あの世での価値については、色々なサイトでも説明されていましたが、かなりばらつきがあるようでした。

1枚あたり50万円(20枚セットで1,000万円)』というのが一番多かったのですが、なかには『1枚あたり1万円』という意見や『1枚2億円とお坊さんに聞いた』という意見まで様々でした。

打刻されているお金が「鳩目銭(うちかびに打刻されていることが多いお金)」か「寛永通宝(鳩目銭の50倍の価値)」かによっても、うちかび1枚の価値は変わるようです。

ただ、うちかびの通貨の単位は『グヮン(元)』であるということは、皆さん共通の意見のようでした。


うちかびの燃やし方や枚数に決まりはある?

ここでは、うちかびの「燃やし方(使用方法)」や「燃やす枚数」などをご紹介しています。

うちかびの燃やし方

  1. うちかびを燃やすための金属製のボールなどを用意し、水を入れる。
  2. ボールの上に、割り箸などで橋を渡す。
  3. 火箸などでうちかびを掴み、渡した橋の上で燃やす。
  4. まんべんなくうちかびが燃えたら、泡盛などをかけて火を消す(カビアンジ)。

上記が、うちかびを燃やす時の一般的な流れになりますが、各家庭によって若干異なるようです。

また、うちかび専用のボールや火箸などもホームセンター等で販売されています。

うちかびを燃やす枚数は?

うちかびを燃やす枚数は、1人あたり『3枚1組(天、地、海の各神様にそれぞれ1枚ずつ)』というのが一般的です。

ただ枚数についても、各家庭によってばらつきがあるようで『大人は5枚で子供は3枚』という意見や『あの世のお金なのだから、多ければ多いほど良い』という意見まで様々です。

他にも年忌の際は、1年忌は1枚、3年忌は3枚というふうに増えていくという意見も見られました。

ご先祖様を思う供養の気持ちがなにより大切ですから、形式にとらわれず、各家庭ごとの取り決めで問題がないようにも感じました。

うちかびの名前の由来は?

うちかびの名前の由来は「打ち紙」から。

もともとは、各家庭で紙に銭型を打刻(打ちつけて)していたことからこの名前がついています。


うちかびまとめ

  • うちかびとは、沖縄県でお盆(ウークイ)やお彼岸、清明祭などの先祖供養の際に使用されるあの世のお金。
  • 値段は『20枚セットで100円』というのが相場。
  • あの世での価値は『1枚あたり50万円(20枚セットで1,000万円)』という意見が多い。
  • 燃やし方や枚数は、各家庭ごとにばらつきが見られる。


打紙・紙銭(うちかび) 1束  |沖縄 法事 清明祭 シーミー 旧盆|

   
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