当記事では本島中部、沖縄市にある約1300種類もの植物が楽しめる東南植物楽園へのアクセス方法や入園料金、楽しみ方などをご紹介しています。
これからの季節はイルミネーションも楽しむことが出来る楽園をご覧下さい。
※2018/9/30 琉球金宮観音菩薩像の情報を追記
東南植物楽園とは?
東南植物楽園は1968年に開園。2013年7月にリニューアルオープンした、沖縄市にある約1300種類もの植物が楽しめる植物園です。
世界中から集められた亜熱帯や熱帯の植物が沖縄の環境を活かし、自然に近い姿で一年中見ることが出来るとあって、観光客から地元民まで毎年多くの方が訪れています。
ここからは東南植物楽園の”みどころ”や楽しみ方等を項目ごとにご紹介していきます。
東南植物楽園は『水上楽園エリア』『植物園エリア』と大きく2つのエリアに分かれています。
水上楽園エリア
まずは「水上楽園エリア」の見どころからご紹介していきます。
見晴らしの丘
園内で一番高いところ。水上楽園を見渡すことが出来るスポットでヤシの木の間に沈む夕日がおすすめ。
タコノキステーション
つりぼりや様々な体験プログラムができるスポット。
画像のようなツリーハウスもあって童心に返って楽しむことが出来ますよ!
タコノキステーションの前には真っ白の牛の置物がいくつも置かれていて、この牛の置物には「カウ・アート」をすることが出来ます。
本格的なデザインがされているものもあり、大人も子供も楽しめるアクティビティでおすすめです!
料金はエプロン、筆、絵の具(6色)のセットで300円です。
思いやりの湖
5月下旬~7月上旬になると蓮の花が満開になる湖。
シーズンに訪れるとあまーい香りに包まれています。絶好のフォトスポットですね。
また鯉やティラピアが泳いでいてえさやりもできます。
その他アヒルのような白い鳥も放し飼いにされていてこれは『バリケン』という種類だそうです。
このバリケンには鯉のえさをあげても良いとのことで、エサを持っているとグイグイ集まってきますよ(笑)
ロックガーデン
サボテンやアロエ、世界一長寿な木の竜血樹(リュウケツジュ)などの植物が展示されているエリア。
テキーラの原料のテキーラリュウゼツを見ることが出来たり、本州にはないアロエなど珍しい植物が多くあります。
竜血樹は真っ赤な樹液を持つことからその名前がついたそうですが、ゲーム等に出てきそうなネーミングですね。
動物ふれあい広場
リスザルやモルモットなどの人気の動物と触れ合うことができます。カピバラさんにも会えます。
リスザルは直接触ることは出来ませんが、一匹好奇心旺盛な子がいて向こうからズボンを掴んで登ってきました。
でも触ることは出来ないのでされるがままです(笑)直接エサをあげることもでき、エサ代は100円です。
ふれあい可能時間
10:15~10:45/12:15~12:45/14:15~14:45/16:15~16:45
ヤギ島
沖縄といえばヒージャー。
ヒージャー(ヤギ)が住んでいる島。ふれあい体験やえさやり体験もできますよ!
私が行ったときは5匹のヤギさんがおり、みんな首から名札を下げていて可愛かったです。
ヤギ島には特に係員の方はおらず、セルフサービスで100円を入り口の木箱に入れてエサ(キャベツ)を取り、勝手にあげて良いようでした。
ヤギ島に入ると小屋の中から
エサをくれー!
とヤギさんが出てきます。
私は今回エサやりをしなかったので、寂しそうに小屋に戻っていきました…。
植物園エリア
ここからは「植物園エリア」のご紹介です。
ハーブ&果樹園
常時80種類のハーブやバナナ、シークワァサー等の果実を見ることが出来ます。
ハーブは春と秋に植え替えが行われるとのことで、季節ごとに色々なハーブが楽しめるエリア。
匂いを嗅いでみると「これ、どこかで嗅いだことがある!」となるものがたくさんあって面白かったですよ!
ユスラヤシ並木
ここは東南植物楽園の目玉!日本にいること忘れてしまうほどのド迫力「ユスラヤシ並木」です。
本土ではヤシの木は温室内でないと育てることができないために、日本ではここでしか見ることの出来ない圧巻のヤシ並木が見られます!スピリチュアルスポットとしても有名。
ここで上手に写真を取ればインスタ映え間違いなしですね!
いちむし村
沖縄の動物達やアグー、与那国馬が見られるスポットです。ゾウガメもいます。
東南植物楽園 全体図
ここまでご紹介してきた「東南植物楽園」の全体図です。
琉球金宮観音菩薩像
東南植物楽園の植物園エリアに琉球金宮観音菩薩像(リュウキュウキングウカンノンボサツゾウ)が新たに建立されました!
2018年4月14日に一般公開がスタートしており、東南植物楽園が今年50周年の節目を迎えたことにあわせて建てられました。
ニュースでは「ガンダムよりデカイ!」と紹介されていましたが、その高さは25m!
この通り、駐車場からもすぐに見つけられる程の圧倒的な存在感です。
琉球金宮観音菩薩像には「世界の人々が集まって平和と他者の安寧を祈り、交流できる空間になれば」という思いが込められています。
宗教的象徴としての意味合いではなく仏教の芸術作品として建立されており、アジアからの観光客を中心に沖縄県中部の観光資源として位置づけたいとのこと。
2018/9/30追記
琉球金宮観音菩薩像は2018年9月に台風24号の影響で倒壊してしまい、現在は復旧作業中です。
復旧にはしばらく時間がかかる見込みとのこと。
東南植物楽園のイルミネーション情報
東南植物楽園では毎年「ひかりの散歩道」という名前で冬季限定のイルミネーションイベントが開催されています。
約30万球もの電球で、園内中を飾りつけ植物園全体が光に包まれます。
是非、家族やカップルでロマンチックな体験を。
沖縄県内でもトップクラスの人気を誇るイルミネーションで、今年も「ひかりの散歩道2017」が開催されます。
また今年は新たに平和と安寧を願うエリア「琉球金宮観音菩薩像」が12月中旬にオープン予定とのことです。
↑予定より少し遅れ、2018年4月14日に一般公開がスタート!詳しくは上記「琉球金宮観音菩薩像」の項目をご覧下さい。
東南植物楽園 イルミネーション開催期間
東南植物楽園は開園時間が22:00までと沖縄の観光施設の中ではかなり遅い時間まで楽しむことができる施設で、この点もオススメですね!
夜に訪れるとコウモリなどの夜行性の動物や、夜にしか咲かない花が見られるかもしれないですよ!
東南植物楽園 施設情報
こちらは「東南植物楽園」の施設情報です。
各種料金
こちらは、東南植物楽園の各種利用料金です。
【入園料】
【入園料+ガイドツアー】
【入園料+ランチ(ヘルシーブッフェ)】
東南植物楽園へのアクセス
こちらでは、東南植物楽園へのアクセス方法をご紹介しています。
那覇空港から車で
那覇空港から沖縄自動車道【沖縄北インター】まで高速を利用。
高速を降りた後、国道329号を右折し北中城方面へ→県道26号の交差点の「東南植物楽園看板」を目印に右折。
あとは東南植物楽園の看板に従う。(約50分)
東南植物楽園周辺の地図
こちらは、東南植物楽園周辺の地図です。
東南植物楽園巡りまとめ
- 東南植物楽園は色々な珍しい植物や、沖縄ならではの動物と触れ合える観光スポット!
- これからのシーズンは大人気のイルミネーション「ひかりの散歩道」が開催されます!夜の植物園は南国ムード満点!
- 2018年4月に琉球金宮観音菩薩像が公開!25mの圧倒的な存在感は一見の価値有り!
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