当記事では、沖縄の伝統的な織物ミンサー織りについてまとめています。
バッグや衣類、通路の床のタイルなど幅広い用途で使用されているミンサー柄の意味や歴史は?
お土産にも最適なミンサーをご覧下さい。この記事であなたもミンサー博士。
ミンサー織りとは?
そもそもミンサー織りとはなんなのでしょうか?
ここではミンサー織りの歴史や「ミンサー」という言葉の意味などをご紹介しています。
ミンサー織りは木綿(もめん)素材を平織りして仕上げられる沖縄の伝統的な織物のひとつです。
”5つ()と4つ()の*市松柄が織り込まれたミンサー柄”が特徴で、この5つと4つの市松柄の模様には、「いつ(5つ)の世(4つ)までも末永く」という心が込められています。
また”両側のムカデ足の様な模様(||||||||)”には通い婚時代を反映し、「足繁くおいでください」いう意味が表現されています。
*市松柄とは?
市松柄は2色の正方形を交互に配置した模様のこと。
ミンサーの歴史は?
ミンサーはいつ沖縄にやってきたのでしょうか?ここではミンサーの歴史について書いています。
ミンサーの始まりはアフガニスタン地方の小さな腰紐がチベット、中国を経て沖縄へ伝わってきたこととされています。
元々は”ミンサーフ”という藍一色の帯であって、これを女性が愛する男性に贈ったものがミンサー織りの原型といわれていますが、17-18世紀頃の話で詳細は不明だそうです。
ミンサーという言葉の意味は?
ミンサーとはあまり聞き慣れない言葉ですが、どういった意味があるのでしょうか?
ここでは、ミンサーという言葉の意味を調べてみました。
まず、ミンサーは「ミン」と「サー」2つの言葉に分けられます。
「ミン」は中国の言葉で綿を「サー」は狭いを意味します。
ですので、”綿で織られた幅の狭い帯”というのがミンサーの意味となります。
代表的なミンサー
ここまでミンサーの意味や歴史をご説明してきましたが、代表的なミンサーにはどのようなものがあるのでしょうか?
ここでは、2つの代表的なミンサーをご紹介しています。
八重山ミンサー
最も有名な「八重山ミンサー」は観光地としても有名な竹富島発祥の伝統工芸品。
石垣市と竹富町で手仕事で生産されるミンサーはシンプルな模様でなんにでも合わせることができ、使い勝手が良いためお土産にも良く選ばれる大人気のミンサーです。
読谷山ミンサー
「読谷山ミンサー(ヨミタンザンミンサー)」は藍染めの織り地から「竹串」を使って糸を拾い模様を出すことが特徴のミンサー。
琉球藍やフクギなどの自生している植物の染料が使われるのが一般的です。
生産がストップしてしまった時期もありましたが、現在は再開されています。
ミンサー柄を使ったおすすめ商品
ここでは、ミンサー柄を使ったおすすめ商品をご紹介しています。
価格もお手頃なコースター
楽天でも売られているコチラのコースターは手軽にミンサー織りが楽しめておすすめです。
琉球グラスとの相性も抜群ですね!たくさんの色がありましたが、やはり青が一番美しいです。
基本はこれ!締め心地の良い帯!
ミンサー織りの元々の用途の帯です。
楽天で何度もランキング1位を獲得している商品でとても締め心地が良く、オシャレと評判も◎
こんなのもあります。ミンサー扇子
シルク生地を使用したミンサー柄の扇子です。
さりげない感じでオシャレに使いこなすことができそうなおすすめ商品です。
暑い夏はこの扇子で沖縄の風を感じてみては?
ミンサー織りまとめ
- 八重山ミンサー、読谷山ミンサーは沖縄の伝統工芸品。
- 特徴的な模様には「いつの世までも末永く」という思いが込められている。
- 様々なものにミンサー柄は使用されており、沖縄旅行のお土産にも◎
コメント
沖縄に行ったら買ってみます!
コメントありがとうございます♪
是非是非!良いモノが見つかるといいですね!
すごいですね。学校で発表します